ゴルフはルール上14本のゴルフクラブを使い、18ホールを出来るだけ少ない打数で回るスポーツです。この14本の中にはパターも含まれるため、実際には13本を駆使して、ボールをグリーンに乗せる必要があります。
現在はウッドからユーティリティ、多種多様なウェッジまで様々な種類のクラブが各メーカーから出てきているため、13本の組み合わせは多岐にわたります。そこに重量・長さ・スウィングウェイト(バランス)・シャフト特性なども加わるため迷いも多くなりますが、そのぶん個人個人に合わせたセッティングが可能になってきています。
ゴルフは道具が重要な要素のスポーツでので、これを楽しまない手はありません!
表は一般的な飛距離とロフト角の内訳をまとめたものになります。現在は各メーカーからUTやFWの種類が増え、3・4番アイアンの需要が減っため、5ーPのセットが一般的になっています。さらに最近ではアイアンを6番からしか入れていない方も見受けられます。
またアイアンのストロングロフト化が進み飛距離も伸びてきた分、FWとUTをそれぞれ1本づつにして、そのぶんウェッジを増やすというセッティングをしている方も多くいらっしゃいます。ハイレベルな面白い使い分けとしては、出したい弾道によって3番アイアンと21度のUTを使い分けていると言うお客様もいらっしゃいました。
プレイヤーのプレイスタイルやレベル・考え方・好みの形状・その時に回るコースなど、それぞれに合わせてセッティングを変えれば、ゴルフはもっと楽になります。例えば以前ドライバーをティーショット用と直ドラ用の2本入れている女子プロもいましたし、あの中田英寿さんのゴルフセットは、アイアン系のみだったそうです。(現在は分かりませんが…)(外部動画 2:10~)
これは極端な例かも知れませんが、不正確なドライバーよりも計算できるアイアンを使いこなしスコアをつくるスタイルとして、クラブをセッティングをしている好例だと思います。
つまるところクラブのセッティングには、セオリーはあっても正解というものがありません。
皆さんもご自分のスタイルや回るコースに合わせて、どんどんクラブセッティングを変えてみてはいかがでしょう?
きっとゴルフがもっと奥深く、面白くなります!