ゴルフの4大メジャーの一つ、「マスターズ・トーナメント」がいよいよ来週から始まります。
その名の通り、このトーナメントに招待されたゴルフの「マスター(名手)」達のみによるトーナメントだけに「ゴルフの祭典」とされ、過去に数々のドラマも生んできました。また他のメジャーとは異なり、マスターズ・トーナメントは毎年「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」で開催されることでも知られています。
「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」は名門としても名高く、会員になるには数十年待たなければならないとも言われています。1934年オープン当初の設計には、あのボビー・ジョーンズと名設計家であるアリスター・マッケンジーが携わった事でも知られています。その後幾度かのコース改修により現在は全長7,445ヤード・パー72のコースとなっています。
またとりわけグリーンの難度が高いことでも有名で、そのアンジュレーションの複雑さと速さから、“ガラスのグリーン”、“オーガスタのグリーンには魔女が棲(す)む”とも評されます。
11番ホールから13番ホールは「アーメン・コーナー」と呼ばれ、PGAトッププロをして「神のみぞ知る」と言わせるほど難しく、スコアを伸ばす選手・崩れる選手の明暗が分かれるホールとして知られています。さらに落とす位置を誤れば3パットもざらに出るグリーンセッティングのため、プレーヤーはピンの位置から逆算していって、ティーショットの落とす位置までを決めなければなりません。ここでのプレーヤーによる攻め方も見どころの一つです。
今年は松山英樹選手・池田勇太選手・谷原英人選手と、久しぶりに3名の日本人選手が出場を決めたため、そちらもとても楽しみですね!
また眠れない日々が始まります…